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教育普及活動のご紹介

ARCワークショップ 「色をひらく・つかう─「私」の空間から、世界へつながる、ひろがる─」

開催日:2019. 2. 9(土)

2月9日は、日中の最高気温が零度前後の、雪もちらついた今冬最も寒い一日。この日に石橋財団アートリサーチセンター(ARC)で第10回ワークショップを開催しました。講師は、宮城県美術館教育普及部の学芸員で美術作家でもある大嶋貴明氏。午前・午後の6時間をかけて行われたワークショップは、市販の93枚の調色された色紙セットを使うもの。講師からは、「好きな5色を選び出す」「嫌いな5色を選び出す」、さらには「93色を自分なりに秩序立てて分類してみる」「(二人ひと組となった相手と色紙を交換して)色の見え方を変えてみる」「クレーやカンディンスキーの作品から色を探し出す」といった、順に感覚を広げていく課題がだされます。最後に、19世紀の色をめぐる世界観と20世紀のそれとの違い、さらにはインターネット登場以後の新しい色の秩序をめぐるレクチャーがありました。6時間では収まりきらない濃密な時間を、参加者のみなさんは体験したことと思います。

ARCでのラーニングプログラムについてはこちら

93色の色紙セットを主観的に秩序だて、並べる

93色の色紙セットを主観的に秩序だて、並べる

色彩の相互作用を見る

色彩の相互作用を見る

モネの連作《睡蓮》の色彩空間

モネの連作《睡蓮》の色彩空間

講師所蔵の貴重な羊皮紙資料が展示されました

クレーとカンディンスキーの作品から色を採集する